2020年大学入試に導入の四技能テストが大チャンスになる英語上達法を詳述

スピーキング力養成カリキュラム開始のご案内

1.英検準1級取って英語が武器に!志望大学にラクラク合格する方法とは

先日、大学合格の嬉しい報告がてら、2年弱通ってくれた受講生のEriさんがモロゾフのクッキー詰め合わせと彼女のママ手作りのチャーミングなリースを持って遊びに来てくれました。

彼女が行く中央大学は、偶然にも私の母校であったため、すっかり話に花が咲き、危うく、餞別の品として買っておいた彼女が大好きなマーベル映画の「マイティソー」グッズを渡し忘れるところでした。

わあ~、これ、スゴイですね!嬉しいです!先生、本当にありがとうございます!

満面に笑みを浮かべたEriさんの顔を見て、苦労して探した甲斐があったなあと私自身もとても嬉しくなりました。と同時にこれでお別れになるんだなというセンチメンタルな気持ちも浮かんできて、少々、目頭が熱くなっていました。

英語上達意欲が非常に強かった勤勉な彼女との2年少々の個人レッスンは、本当に楽しく、あっという間の時間でした。レッスンの脱線を誘う、彼女独特の「エリのマーベル映画ワールド」のトークでは、時間を忘れて話しこんでしまうこともしょっちゅうでした。

そんなEriさんは、2017年度の私の高校生受講生の中では、4人目の英検準1級合格者であり、そのその資格を活用して、志望大学にも合格が果たせたくらいの英語達人高校生でした。

彼女は、「勉強嫌い!」でも「英語は好き!」といつも悪びれることなく言い放ち、「英検準1級さえ受かれば、それであとはノー勉でも行ける大学に行きたいからそれでいいの」って言ってたのを思い出します。

そして、実際に、きっちり、目標の準1級合格を果たし、かねてからの宣言通り、他の教科はあまり熱心に勉強することもなく、私の母校の後輩の権利を見事に獲得してくれました。

また、昨年10月には、Satoshi君が、やっぱり、英検準1級の資格のおかげで、早々に関西学院大学への進学を決め、喜びの報告がありました。

彼も、常々、「他の教科を受験勉強することに時間を使いたくない、他にやりたいことがたくさんありますから」と言っていましたね。そして、彼も、有限実行で、きっちり準1級に合格し、志望校への合格通知をクリスマス前に受け取ったのです。きっと、最高のクリスマスを過ごしたことでしょうね。

昨今の大学は、このように、

英検などのいわゆる「英語四技能テスト」のスコアやグレードで生徒を入学させるところが増えているのが現状のようです。

もちろん、全ての教科をしっかりと勤勉に学習し、一流大学の受験を正攻法で突破していくオーソドックスな取り組み方がなお主流であることは間違いありません。

しかし、私が高校生だった今から2~30年前では、絶対に考えられなかったような「英語力」だけで有名大学へ進学できるなんて、それもとても魅力的な話だと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、この傾向は、今後、ますます増えていくのが確実なのです。

2.2020年より大学入試に採用される英語民間四技能テストの難易度と真実

大学入試が2020年から大きく変わることは皆さんすでにご存じの事と思います。

英語に関しては、センター試験に代わり、民間団体が実施する「四技能テスト」のスコアやグレードを提出して、合否判定の基準として使われることになりそうです。

四技能テストとは、英検GTECTEAPなどがよく知られていますね。

これらのテストは、これまでのセンター試験などの入試問題とは違って、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の四技能が同じ配分で採点されます。

ただし、これまでの入試でもすでに「読む」、「書く」、「聞く」の“三技能”については、出題されてきました。

そのため、今回、最大の変更点というのは、実は、「話す」という分野の技能が加わるということなんですね。

上述した英検やGTECなどの四技能テストには、もちろん、スピーキングテストが含まれています。

よって、これらのテストでは、級やグレードがハイレベルになればなるほど、かなり高度で流暢なスピーキング力が求められるのは確かです。

しかし、英検の準1級などに合格する中高生がごくわずかしかいない事が示しているように、これまでの日本の英語教育では、入試用の“三技能”の能力に長ける生徒を養成することに重点を置いてきました。

当然の結果として、四番目の技能である「スピーキング力」は身に付きませんでした。

そのため、多くの生徒達が英会話教室に通ったりしてきたわけですが、成果につながっている人は多くはありません。

現状では、英検準1級レベルのスピーキング力を身につけられる生徒はごく少数のままなのです。

3.20年間、毎日10時間以上、英語を話してきた“おしゃべり箱”英語講師の私が確信する鉄則

私、水越は、1998年にSunshine English Communicationsという名前で今の教室をオーストラリアの親友と共に開きました。

あれ以来、20年間、今日に至るまで、ネイティブ講師達や妻と、最低でも10時間は英語だけでコミュニケーションをする毎日が続いています。

日本に住みながら海外暮らししているって、よく言われます。

もともとしゃべり好きな性格もあり、英語でもその気になれば24時間しゃべっていても苦にならない水越です。

あまりにもよくしゃべるので、他の講師達や妻をうんざりさせてしまうこともよくあります(笑)。

しかし、そんな“おしゃべり箱”の水越が、実は、このスクールを立ち上げるほんの2年前まではほとんど話すことができなかったことは、受講生の皆さんには「公然の秘密」だったりします。

20代後半の水越は、英検1級、英語通訳案内士国家資格を目指し、英語修行に明け暮れる日々を送っていました。

でも、何をやっても、スピーキングだけは、どうしてもうまくなれず苦労していたのです(このあたりの詳しい話はこちらのサイトを参照してください→ あれ?日本で英語が上手くなったよ! )。

でも、ようやく、あることがヒントになってコツを掴んでからは、どんどんスピーキングを得意にしていくことができました。

結果、目標としていた英検1級英語通訳案内士国家試験という英語最難関資格を突破することもできたのです(ちなみに両試験とももちろん“四技能テスト”です)。

この時に自分自身が見つけたヒントやコツを、同じように英語スピーキングで苦労している他の学習者に伝えてみたくて、今から20年前にこの教室を立ち上げました。

「あんなに苦手だった自分に出来たんだから、英語のスピーキング、アナタも絶対にできるようになります」

というメッセージを込めて、スクール名には、English Communicationという名前も入れたのです。

あれから、20年が経ちますが、社会人ばかりでなく、多くの中高生達を英検2級や準1級に合格させることのお手伝いをしてこられた事はまさに本望です(英検対策に関しては別のサイトで実例つきで詳しく書いてますのでコチラをご参照ください→ 英検準1級に合格しなければいけない人のための英検対策術 )。

冒頭のEriさんやSatoshi君達のように、目標を達成した人の、最高の笑顔が見られるのは、この仕事の至福の瞬間です。

それがいかに嬉しいことか、私自身の英語修行時代の体験からありありと共感できるからです。

そんな私が、2020年からの四技能テスト導入に対し不安を抱いておられる方に、強くアドバイスしたいことが1つあります。

「四技能テストで成功したければ、絶対にスピーキング力上達を最優先にした英語学習で取り組むべき」

ということです。

従来の英語三技能学習に加えて、新たに、スピーキング学習を「付加」しよう、では十分ではありません。

そうではなく、「スピーキング学習を最優先させて英語に取り組む」ことこそが肝心なのです!

その理由を説明していきたいと思います。

4.スピーキング最優先学習が他の三技能にもたらす知られざる波及効果

ちょっと前の受講生Shizukaさんの例を挙げましょう。

彼女は、私のレッスンを受講しながら、小学校6年生の時に英検3級に合格し、その後、中学時代に早々と2級に合格しました。

これで完全に「英語への自信」を確立したShizukaさんは、その後、高校ではTOEICへも挑戦し、ほとんど事前練習なしでも700点近いスコアを取りました。

その彼女が私の教室に入校以来、常に意識していたのが「英語を話せるようになりたい」というスピーキング力へのこだわりだったのです。

結局、彼女は、持前のスピーキング力への揺らぎの無い自信を活かして、英語面接だけというAO入試に合格して、文系だったのにもかかわらず、医大への進学を果たし、今では医師として活躍しています。

彼女とのレッスンを振り返ると、スピーキング力の上達を常に最優先にして学習したShizukaさんには、無意識のうちに「3つの効果」が他の三つの技能に対してもたらせられていたことがわかります。

1つ目の効果→ スピーキングのために声を出すというアウトプットを繰り返すので、語彙や文法などのインプットした知識が、定着しやすかった。

常に自分の思いを英語で伝えたいと思っていると、それを伝えるために、自分の中にどんな「単語」や「文法知識」が足りないかが、すぐにわかるようになります。
そして、その都度、それらの足りない「知識」を補うというインプットを行い、それを即座に英語スピーキング練習の中でアウトプットして使ってみます。
英語スピーキングを最優先にして学習するということはこのプロセスの繰り返しです。

学校の勉強のように、学習者の状況に関係なく、一方的に与えられる知識と異なり、Shizukaさんは、スピーキング上達への強い願望に従って、「知らないと伝えられない」と感じた「必要性のある知識」を中心にインプットしていきました。

また、学校の読解練習の際にも、普段から「伝えたい・知りたい」と思っている内容の題材が出てきたりすると関心が自然と高まったりして、理解が深まることが多かったようです。

そして、結果的に、単語や文法項目を覚えるのが苦にならなくなったと言います。

2つ目の効果→ スピーキング練習は常にスピードを意識して取り組むので、英文を読む速度も上がり、ネイティブの速い英語のリスニングにもついていけるようになった。

Shizuka さんは、英検やTOEICでハイスコアを取れたのは、リスニング力が非常に高かったことが大きな武器になったからだと言います。

そもそも、リスニング力というのは、ネイティブの発音そのものに慣れなければいけないということで、「聞き取り練習」の大切さばかりが強調されています。

ただ、私は、開校当時から、「聞き取り練習」よりもむしろ大切なのは「スピーキング練習」だと確信していました。

理由は、スピーキング練習には、英語の語句をいつも「スピーディ」に把握することが要求される特徴があるからです。

話すということは、あるレベルのスピードが伴います。そのため、慣れない人が練習する際には、意識的に頭を速く回転させようとしなければいけません。

よって、スピーキング練習を継続していくことで、英語の語句を把握するスピードがどんどん高まっていくのです。

これが、結果的に、リスニング時にも、ネイティブの話す高速英語についていけるくらいのスピード理解できる「耳」を作り上げることにつながるのです。

どれだけ、聞き取り練習をして、耳が英語の「音」をキャッチできるようになっても、その「意味」をスピーディに把握できなければ、結果的にリスニングが上達したとは言えないわけです(この私の考えは他のサイトに実例付きで詳しく説明しましたので詳細はコチラで確認してみてください。→ 3か月で英語リスニングを伸ばさなければいけない人のための「英語リスニング力UPの意外な方法」 )。

Shizukaさんの場合も、常にスピーキングに活かすため、いつもスピーディに語句の把握をすることが習慣化されていたからこそ、英検でもTOEICでも、リスニングパートでは常に満点近いスコアが取れていたのだと思います。
そして、この「スピード」はもちろん、彼女の「読解スピード」も連動して高めることにもつながっていったのです。

3つ目の効果→ スピーキングという行為は、ライティングと同一メカニズムなので、その反復練習が、自動的にそのままライティング力向上につながった。

近年、瞬間英作文という本が大ヒットしているようです。

コンセプトとしては、「英作文を瞬間的に行える技術が身につけば、英会話ができるようになるはず」という事だと思います。

考えてみれば、確かに、理にかなったコンセプトだと思いますね。

私自身も、前職で、半年間、毎日、朝から晩まで小難しい書類を英語に翻訳する業務をこなしていて、着実に自分の英語スピーキングの際のツールが増えていくのを実感しました。

ライティングという作業は、スピーキングと並んで、四技能の中では、「アウトプット」の技能なのです。

「声を出す」こと、「スピードが伴わなければいけない」ことの二点において、スピーキング練習はさらに洗練された取り組みを要する必要性はあります。

それでもなお、この二つの技能向上への基本的な取り組みには、多くの共通点があることは確かです。

ただ、1つ言えることは、翻訳プロのようにハイレベルな英語が書けるようになっても英語を話すことが苦手な人が多数いるのに対して、通訳のように英語を話すプロで「書くことは苦手なんです」という人は皆無に等しい、という事実です。

Shizukaさんも、高校卒業時までには、かなりのハイレベルなライティングを、スピーディにすらすら書けるようになっていたのを思い出しますね。

以上、スピーキング最優先の学習がどうして他の三技能にも波及効果をもたらせるのかという事について、Shizukaさんの例を挙げて説明してみました。

しかも、これは、Shizukaさんに限った話ではなく、もちろん、私自身の経験からも、また、他の多くの英語スピーキング上級者受講生の体験からもはっきりしていることです。

しかしながら、このことは、英語学習はもちろんのこと、英語を指導する側の人達にも、案外知られていません。

そのため、膨大な学習時間や努力を英語に注ぎ込んで大学まで行っても、全く英語を話すことができない人が今でも圧倒的に多いのです(指導者も例外ではありませんが)。

それでは、実際に、英語スピーキングを上達させるためにはどんな取り組みをしていくのがいいと思いますか?

一緒に考えてみたいと思います。

5.初級者の英語スピーキング力をネイティブ英会話講師が上達させられない理由

英語の話し方を学びたいのなら、やっぱり、それは何を置いても、英会話スクールでしょう!と思いましたか?

私の教室も一部でやっている事ですが、巷の英会話スクールの指導法の主流は、英会話レッスン用に開発された教材を使い、ネイティブ講師が英語だけを使って行うスタイルです。

しかし、前述しましたように、実際には、中高生で英会話教室に通っている生徒は増えているにも関わらず、四技能テストの英検などで準1級や1級のハイレベルなテストに合格できるほどのスピーキング力を身につけられる人はほとんどいないのが現状です。

つまり、これまでの英会話教室でのネイティブ講師とのレッスンでは、英語スピーキング力を上達させることがあまりできていないのです。

とはいえ、今でも、多くの人達が、「英語は、ネイティブから習うのがベストでしょう」と考えているフシはあります。

何を隠そう私自身も、英語スピーキング力は、それを母国語とするネイティブから習うのがベストだろうと漠然と信じていた時期がありました。

でも、教室を始めてから10年が経つ頃には、それは間違っていたこと、特に、未経験の初級者には全く成果を出せないことを確信してしまったのです。

理由は簡単です。

彼らは、生まれつき、母国語として英語を話してきたので、話し方そのものを「学習のプロセス」を経て学んだ経験がないからです。

それは、ちょうど、私達が、日本語を話すことに対して、「そんなもの、物心ついた頃には話せるようになっていたから、どうやったら話せるようになったかなんてわからないよ」と思うのと同じですね。

まして、母国語として自然に身についてしまったそういう能力を、外国人が学びやすいように体系化して指導することは至難の技です。

日本人がすぐに理解できないことや苦労してしまう上達のポイントなどは、「身をもって苦労した学習経験」がない彼らが共感することは無理でしょうし、それゆえに、わかりやすくかみ砕いて指導したりすることはまず期待できません。

私は、実際に教室を始めてから最初の10年間で10名ほどのネイティブ講師を雇用して、彼らの指導ぶりをつぶさに観察した時期があります。

残念ながら、指導歴の長いベテラン講師であっても、日本人学習者独特の「特性」を理解できる人はいませんでした。

でも、これは、仕方がないことなのです。

日本語という言語を隅々まで熟知している日本人でない限り、私達が英語という外国語を学ぼうとする時に生じる日本人独特の様々な疑問点をキャッチすることは不可能だからです。

そのため、これから英語の「イロハ」を始めるような中学生が、彼らから指導を受けてもまず効果は期待できないのです。

講師が帰国子女のバイリンガルであったり、外国育ちのハーフであったりする場合にも、これはかなり近いものがあります。

英語スピーキングが生活の一部になってしまっているような環境で育ってきた人達にはネイティブ同様に、話すことを「学習のプロセス」を経て習得した経験がないからです(うちの息子はハーフで彼の言語習得のプロセスを観察してきてこの思いが強くなりました)。

ただ、もちろん、いくら私が英語のおしゃべり好きで20年毎日寝る間も惜しんでしゃべり倒してきたと言ったところで、英語を話す技量そのものでは、絶対にネイティブ講師にはかないません。

彼らとのレッスンというのは、

英検準1級が合格できるくらいのレベルに到達して、かなり英語スピーキングスキルが上達した「上級者」が、「英会話練習台」として活用するのなら、役に立つものだと思います。

実際、私の教室でも、上級者には、オーストラリアネイティブの妻との「実戦練習の場」として、いわゆる従来からの定番、「英語オンリーの英会話レッスン」を提供し、好評を得ています。

6.一流大卒の切れ者塾講師や予備校講師になら頼れるのか?

では、英語スピーキング力を、一流大学を卒業した有名予備校の英語講師や塾の英語講師達から指導してもらうのはどうでしょうか?

私自身、時折、ネットなどで、有名英語講師のレッスンなどを視聴したりしますが、学校英語や受験問題解法などへの彼らの指導はまちがいなく「超一流」だと認めます。

しかし、彼らが指導する内容は、あくまで、英語学習の中の、「スピーキング」以外の三技能に関するものですし、しかも、「受験対策用のテクニック」がメインです。

決して、「英語を話す」、スピーキングの技術に対してのものではありません。

英語スピーキングという技能は、相当な期間の集中的で継続的な「実践使用」なくして絶対に身につかない、いわゆる「実践知」と呼ばれるスキルです(実践知は、自転車に乗るとか、水泳とか、スポーツ全般などの技能として知られています)。

どれだけ優秀で知識が豊富であったとしても、英語スピーキングのような「実践知」的技能を伴った講師が受験テクニックを指導する塾や予備校で指導しているケースは少ないはずです。

そもそも、彼ら一流講師達は、よりクオリティの高い受験指導をすることができるようになるために日々全力を傾けて努力を重ねているはずだからです。

英語スピーキングのような、これまで、受験に無関係だったような、まして、自分自身がその実践使用を強いられるような、実践知的な技能に、時間を割いて臨んでいることは現状では想像し難いですよね。

そのような「実践知」である英語スピーキングは、実践使用もなく習得経験もないような講師が指導しようとしても、仮に彼らがどれだけ優秀であったとしても、難しいでしょう。

英語スピーキングという技能は、初級者から苦労のプロセスを経てようやく話せるようになった経験を持つ人間でなければ、そのノウハウを体系化して指導したりはできないからです。

また、仮に、「実践知」もあって、予備校で受験指導もできるような「異才」の講師が存在したとしても、スピーキング学習のある「特質」のせいで、なお、効果的な指導をすることは難しいと思います。

その特質というのは、スピーキングというのは、予備校のような大人数で受講するタイプの指導で上達させられるものではないという点です。

この技能の上達は、すでに説明しましたように、毎日継続して取り組むことが不可欠です。しかも、話すという能力は日本語でも明らかなように、上達ペースに個人差が大きく見られるので、個人指導のような少人数スタイルでなければ、まず、うまく行きません。

常に、学習者の進度を指導者が観察し、誤りを正したり、疑問を解消したりしなければ、理想的に上達していきにくい特性があるものが、スピーキングの学習なのです。

プロ野球選手並みの報酬が支払われていると噂されるような予備校の人気講師からこのような個人指導を受けたら、いったいどれくらいの授業料を支払わなくてはならないのでしょう?

こう考えてみれば、やはり、彼らが、スピーキング指導を担当するようなことは考えにくい話だと思うのです。

また、時折、有名講師や大学教授などが、

「英語を話すことなんて、後回しでいい。学生時代は、語彙と文法、そして、読解を徹底的にやって、揺るぎのない基礎を作ることが肝心。しゃべることなんて必要に迫られればちょっと練習すればそのうちできるようになるものだ」

という趣旨の発言をするのを耳にします。

しかし、私は、こういう発言をする人達というのは、「本当の語学の天才」か「帰国子女」か「実は自分では英語が話せない知識偏重型指導者」であるかのいずれかだと思っています。

彼らが言うように、もし英語スピーキングがそんなに簡単な技能であるならば、少なくとも、一流大学卒の社会人の方々のもっと多数が今頃英語を話せる社会になっているはずだと思いませんか?

学校の英語や受験勉強で高得点が取れるようになった人でも、その後、なかなか英語を話せるようにならないことこそが、多くの指導者達が英語スピーキングという技能の本質を取り違えてしまっていることを示しているのではないでしょうか?

7.20年間にわたる実践使用経験と指導経験を踏まえ、難産の末に誕生した英語スピーキング上達法の「水越メソッド」

最初にすでに申し上げたように、私には「英語スピーキングを最優先にして英語学習に取り組めば全て上手くいく」という強い信念があります。

繰り返しますが、これから中高生達が例外なくトライすることになる英検やGTECなどの四技能テストで高得点を取りたいのなら、「スピーキング最優先の取り組み」をするのが最も理に適っているからです。

しかしながら、今の中高生達がそれを実践しようとしても、残念ながら、従来の英会話スクール、塾や予備校にはあまり期待できないという現状があるのです。

これから、中学校や高校などの教育現場も変わっていくでしょう。

しかし、英語スピーキングの学習に欠かせない、「個人の能力や進度」を見過ごすことなく指導に落とし込むような仕組みをあの現場で作り出すことはまず期待できないでしょう(実際、私の受講生には中高の英語教員もいて、愚痴をいろいろ聞いています笑)。

このままでは、私の主張に気付かないまま、これまで通りの受験英語、学校英語に翻弄され続ける中高生達が増え続けてしまいます。

どれだけ勤勉に努力しても、どんなに一流の大学に合格しても、英語圏の国の幼稚園児と会話できるほどの英語スピーキング力も身につかないまま、社会人になっていくのでしょうか。

実は、自分達があんなに頑張って、一生懸命に勉強した受験科目の英語が、視点を変えた取り組みで学習さえしていれば、本当は、大きなプラスアルファの技能であるスピーキング力という最も大切な英語スキルに結実していたかもしれないのです。

英語スピーキング力は、大きなプラスアルファの技能であることは間違いありませんが、それを習得するのに実はそれほど大きなプラスアルファの時間も労力も要しないのです。

視点を変えることさえできれば、努力の時間や量自体は変わりませんし、むしろ、上達の効率が上がる分、減るくらいかもしれません。

しかし、そのためには、スピーキング最優先の学習法をしっかりと理解する事が不可欠です。さらに、従来の学校(受験)英語学習をしていれば自動的に身につくものでは決してないと知る事が大切です。

このような現状を考え、今年(2018年)、ここまで20年間の私自身の英語スピーキング実践経験、受講生の成功事例をもとに、上達に確かな効果があったやり方だけを体系化して、水越メソッド英語スピーキング集約上達プログラム」という新しいカリキュラムとしてスタートさせることにしました。

2年以上の時間をかけて、変更に次ぐ変更を重ねて考案してきた本カリキュラムでは、まさに文字通り、英語スピーキング上達を最優先に取り組みつつ、四技能テストでは英検準1級レベルへの合格を目指します。

英検準1級の指導は、1998年の開校以来、一貫して私が最も力を注いできた仕事でもあります。

2005年には、「英検準1級合格対策術」という名前でウェブサイトを立ち上げ、そのために必要なテキストやサービスなども、オンラインを通じて、全国の学習者の皆さんへ提供すべく努力してきたつもりです(詳しくは、同サイトにてご確認ください)。

そして、今回、最も力を入れていく、英語スピーキングの指導に対して、水越には、繰り返しますが、20年間毎日10時間以上英語を話してきたという実践経験に支えられる確かな自信があります。

加えて、自分自身のスピーキング学習法のメソッド自体は、2004年に開発した自家製教材の「英語筋力増!教材」を通じて、全国6000名以上の英語学習者にこれまで認知して頂いてきたという自負もあります(このメソッド自体の詳しい説明は別のサイトに詳述しています)。

今回、スタートさせる「水越メソッド英語スピーキング集約上達プログラム」には、これまで20年間の、私の英語指導者人生の「エッセンスの全て」を込めて臨む覚悟があります。

しかし、それでも申し上げておかなければいけないことは、本プログラムが、よく世の中に宣伝されているような「○○だけやればアッという間に英語がしゃべれるようになります」的な教材や講座のように、魔法のような「上達のコツ」を学ぶものではないという点です。

それさえわかれば「一気に伸びる」というような魔法のコツでなんとかなるほど、英語スピーキング及び英語は単純なものではありません(英米人が怒りますよ笑)。

ただし、そんな魔法のコツはなくても、それに代わる、近いものがないわけではありません。

それは、学習者自身の「絶対に英語を流暢に話せるようになりたいんだ!」という強い思い、すなわち、モチベイションです。

本プログラムの指導に加えて、いや、それ以上に大切な要素こそが、1年365日、四六時中、「これって英語で何と言うのかな?」と英語に「恋する」かのような強いモチベイションなのです。

始める時点でのレベルやそれまでの英会話経験の有無なんて、全く関係ありません。始める時は一言もしゃべれなくったっていいんです。

冒頭でご紹介した、教え子の Eriさんも、Satoshi君も、Shizukaさんも、また、かつて、私のレッスンを通じて、英語スピーキング力を上級者レベルまで伸ばせたどの受講生も、最初はみんな話せなかったのです。

しかし、この強いモチベイションがあったからこそ、最終的な目標を「達成」できたことは間違いありません。

彼らは、今でも、また、これからも、英語スピーキングのますますの上達を目指して、学習を止めることはないはずです。

対照的に、以前、受験指導をしていた頃に、私が指導した受講生のほとんどは、スピーキングには関心がありませんでしたが、志望大学へ合格してくれたものの、英語はまったく話せませんし、今では英語そのものへの関心すら失っているでしょう。

先日も、この中の一人の元受講生と話していたら、「先生、会社に入ったら、結局、また、英語だよ。TOEICで700点取らないとヤバいらしくて。昔やったことすっかり忘れてるんだよ、参ったな」と元気がありません。こんな話を聞くと、元指導者の私としては、悲しい気持ちになってしまいましたね。

反対に、今は女医さんとして活躍しているShizukaさんは、多忙な医大時代にも、英語スピーキングへの熱意は消えず、妻との上級者用英会話レッスンにスカイプで参加していた時期もあったほどです。大学時代に受験したTOEICでも800点以上をラクに取っていました。

「医者は、学会に所属して、論文読んだり、書いたり、発表したりする時も、英語が必要になるんですよ。だから、自分のレベルではまだまだなんで、これからももっともっと頑張ります」と言ってたのを聞いて、心底、感激しましたね。

そんなわけで、2018年4月開講の「水越メソッド英語スピーキング集約上達プログラム」では、強いモチベイションを持つ中高生の受講生を募集していきます。

2020年までに、英検で準1級、いや、1級を狙ってやるんだ、絶対に頑張るんだ、将来は、絶対に英語を流暢に話せるようになるんだ、という強い意欲がある受講生には、水越は、絶対に期待を裏切ることがないことをお約束します。

本カリキュラムに関心のある、そんな強いモチベイションを持つ方は、是非、次のページでその詳しい内容をご確認ください。

「水越メソッドスピーキング最優先上達プログラム 中高生向けコース」へ

「水越メソッドスピーキング最優先上達プログラム 社会人・ビジネスマンコース」へ